カレーは健康に良い?悪い?ほとんどの人が知らない真実(1)「悪者は誰?」

「カレーは身体に良い」「カレーは食べる漢方薬だ」と健康に良いという声を最近よく耳にしませんか?
その一方で、「カレーは油の塊だ」「年配の方はカレーが食べられない」「カレーは食べすぎてはいけない」のような身体に悪いというイメージが根本にはあります。

なぜ、全く相反する二つの意見が上がっているのでしょうか。
これについて、答えを出します。

「なぜ身体に悪いのか?」

ではまず、カレーが身体に悪いと言われる理由から説明していきます。
これは日本人に馴染み深いスーパーでよく見かけるカレールーを指していることがわかりました。日本人のほとんどの方がおうちで食べているあの固体ルーのものです。
「安くて美味い」というカレーの概念を植え付けた立役者とも言えるでしょう。

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このカレールーには、油脂、小麦粉、調味料や合成添加物が原料の大半を占めます。多くの割合を占めるカレー以外の原料が体に悪い影響を与えるのです。

身体に悪いのはどの原料?

ここで油脂や小麦粉自体が身体に悪いと勘違いしがちです。
脂質と糖質ですから、二つとも規定量であれば人間に必要なものです。しかし、摂りすぎには注意しなければいけないことと、油脂も小麦粉自体の質には気をつけなければなりません。

また、カレールーにはトランス脂肪酸と言ってマーガリンなどに含まれている植物性油脂です。先ほども触れましたが、脂質自体は三大栄養素の一つであり、食品からとる量が少なすぎるとむしろ健康リスクを高めることがあります。
しかし、トランス脂肪酸については、食品からとる必要がないと考えられており、むしろ、とりすぎた場合の健康への悪影響が注目されています。日常的にトランス脂肪酸を多くとりすぎている場合には、少ない場合と比較して心臓病のリスクが高まることが示されています。

小麦粉は言わずと知れておりますが、炭水化物ですので、過剰摂取により血糖値を乱高下させてしまうリスクがあります。
小麦粉の使用量の多いカレールーを使うときはお米を玄米や五穀米にするなど配慮することも考えましょう。

油脂、小麦粉の他に添加物にも注意が必要です。
日本では規定のもと「確実に影響が出ない量」の添加物が使用されているため、人体への影響はないに等しいです。
しかし、決して身体に良いものではなくて、なくて良いものです。

代表的なものに乳化剤、たんぱく加水分解物、カラメル色素、スクラロース、酵母エキス、酸味料(アミノ酸等)などがございます。

乳化剤は水と油のように混じり合わないものを、均一に混ざりやすくする食品添加物である。合成乳化剤には化学的に異なる何種類もの物質があり、その成分の中に有害性を指摘されたものが含まれています。もちろんこれは通常は人に食べることができないくらい、大量に食べた場合のことですが、乳化剤として一括りに表記されているので、リスクがどれくらいあるのかわかりづらいです。

たんぱく加水分解物は加工食品にうま味やコクを加える化学調味料です。加工食品にうま味を加える添加物だが、「食品」に分類されている。そのため食品の表示に関しては厳しい取り決めはない。一緒に生成される化学物質に発がん性の心配があり、人体へ悪影響をもたらすのではないかと懸念されているものです。

カラメル色素は着色料のこと。製法によりカラメルⅠ〜Ⅳに分かれる。
Ⅰ.単に糖類のみを加熱してできたもの
Ⅱ.糖類に亜硫酸化合物を加えて加熱したもの(日本では禁止)
Ⅲ.糖類にアンモニウム化合物を加えて加熱したもの
Ⅳ.糖類に亜硫酸化合物とアンモニウム化合物も加えて加熱したもの
アンモニウム化合物を加える過程で発がん性物質が発生するとされています。

スクラロースは人口甘味料の一種で、数々の研究で、肝臓疾患・脳腫瘍・白血病のリスクが懸念されています。

酵母エキスはうま味成分のことです。原料は酵母。酵母を酸・アルカリ・酵素のいずれかで酵母の細胞壁を破壊し細胞成分を抽出した後に粉末化したものです。精製されていないので食品添加物には指定されていませんが、このような化学的に作られた濃厚な味に慣れることにより、味覚が壊れることが懸念されています。

アミノ酸(グルタミン酸ナトリウム)は日本人に馴染み深い「味の素」です。
中華料理症候群で話題になった添加物ですが、実際にはアメリカで臨床試験が行われ、中華料理店症候群になったことがある被験者にグルタミン酸ナトリウムを大量に含む食事を与えても症状が再現されず、グルタミン酸ナトリウムと中華料理店症候群の関係は証明できませんでした。
【中華料理症候群:1968年に,中華料理を食べた人が,頭痛,歯痛,顔面の紅潮,頸部や腕の痺れ,動悸などの症状を訴えた】

まとめ

ここまであげてきたように、油脂、小麦粉は摂取量に注意し、トランス脂肪酸は取る必要はございません。添加物は今やほとんどの食品に入っておりますので、人体に大きな影響がないと言えますが、全ては積み重ねです。極力入っていないものを選ぶのが良いと思います。

では、カレーが身体に良いという根拠は次の記事で書きます。

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