D2Cブランドとしての卸売
最近、クラフトカレーに興味を持っていただける小売店さんとの話が進んでいます。
都内の方ならよく知るあのおしゃれなトートバックで有名なカフェやフードマーケットを展開する小売店さんで8月からの販売も決定いたしました。
「D2Cブランドなのに、小売店さんに卸すのはどうなの?」
という声が聞こえてきそうなものですが、僕らにとって小売店さんでの販売は知ってもらうための場でもあるのです。下手くそな広告をガンガンかけて知ってもらうよりよっぽど本物として伝わる思ってます。
至るところ僕らが提供しているのは食品です。
口に入って、味わっていただいてその価値を発揮します。
一方でそこに至るまでの体験もまた、同じくらい重要です。
なので、卸す小売店さんも僕らの中でも神経質になって選ばせていただいております。
全国どこにでもあるスーパーだと僕らの商品の良さは伝わりません。
それはなぜか?
来店するお客さんの目的が違うからです。
本当に良い食品を求めてくる場所と日常の食事のための買い物をする場所。
どちらで買い物するか。ここから食事体験始まっています。
クラフトカレーは持っている世界観を棄損しない、むしろ深みを与えてくれるような小売店さんにしか置くつもりはありません。
僕らは「卸売は世界観を作る広告」だと考えています。
オンラインも手段、小売店さんでのリアル販売も手段、結局「エモい食事体験の生産」というミッションを実現することだけにフォーカスをしています。
D2Cプライドを持ったまま、卸売をする。これが今後のD2Cブランドには大事なのではないでしょうか。
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